能とバレエによる「ジゼル」
日時:2005年10月1日(土)
場所:新国立劇場オペラ劇場
出演
新作能「ジゼル」
ジゼル・・・・・友枝昭世
アルブレヒト・・梅若晋矢
大樹の精・・・・山本東次郎
バレエ「ジゼル」第2幕
ジゼル・・・・・西山裕子
アルブレヒト・・山本隆之
ミルタ・・・・・厚木三杏
ヒラリオン・・・冨川祐樹
ドゥウィリ・・・真忠久美子/寺島ひろみ
ウィリたち
内冨陽子/川村真樹/寺島まゆみ/本島美和/楠元郁子/丸尾孝子ほか
感想は後日また書きますが、かいつまんで言いますと、能「ジゼル」では、ジゼル役の友枝さんが女性になりきった所作で大変見事でした。
バレエ「ジゼル」は、1998年以来のジゼル役の西山さんが、とても愛に溢れたジゼルで素晴らしかったです。来年も全幕で主演して欲しいくらいです。
厚木さんは、ミルタはかねてより当たり役だけに、キャラが立っていてダントツに目立ちますよね。来年はどんなジゼルを踊るのでしょうね?
山本さんは大分ダンスールノーブルらしくなったと思います。
ドゥウィリは、おおむね良かったのですが、寺島姉妹が揃ってドゥウィリ、というのも観たかったですね。
コールドゥは、上記のソリスト4人およびコリフェ2人に加え、存在感ある踊りにに定評のある大和雅美、ベテランの難波美保、杉崎泉、堀岡美香らが入り、良い布陣だったと思います。厚木ミルタの号令のもと、まとまっていました。ジゼルだけ(他のウィリたちと)違う、というふうに見えたのも良かったですね。
いい公演でした。
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