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 ネイガウス語録 
 ショパンコンクールに出たかったのに! 
 音楽の背景にあるもの 
 リヒテルが語る 

目次

 

ネイガウス語録

 

ショパンコンクールに出たかったのに!

 

音楽の背景にあるもの

 

リヒテルが語る

  礼賛・スターシク
ピアノ奏者。 リヒテルやギレリスの師であったモスクワ音楽院の名教授・ピアニスト、ゲンリヒ・ネイガウス(1888〜1964年)を父として、1927年3月21日モスクワに生まれた。 しかし、6歳の時から、母(ジナイーダ・ニコラーエヴナ)が再婚した詩人で作家...
[1] 

You Tubeというサイトで、スタニスラフ・ネイガウスの動画を見つけました。曲は、スクリャービンの練習曲作品42-5嬰ハ短調です。私は、これを「人魂のような青白い炎」と勝手に呼んでいるのですが、ここでのスターシクの演奏は、「いのちの赤い炎」と言ったほうがいいような演奏です。録音年代は、1966年11月29日となっていました。ご覧になりたい方はYou Tube(英語サイトです)で、Neuhausで探してみてください。

 

ネイガウス語録より

 

「モーツァルト、後期のベートーヴェン、ショパンなどのピアノ作品を素晴らしい演奏で聴いているとき、それはもはやピアノの響きではなく、人々や人生への崇高な善意と愛情に満ち溢れた魂の肉声のように思われるでしょう。このような霊感の宿った状況に近づくためには、演奏者は作品への限りない誠実さと愛情が不可欠です。このことだけが、演奏において作品の物質性(それ自体がそんなに入念に作られ、美しいものであっても)が作品の精神性を超えないように、ごくわずかでもイントネーションが偽善的に響かないように演奏者を守り、音楽の真実および本質と、これらの作曲家の作品を演奏する際に不可欠な「演奏者の自己」の表出の自由度を探る手助けとなるのです」By スタニスラフ・ネイガウス