奥村愛バイオリンリサイタル
日時:2004年3月14日
場所:光が丘IMAホール
プログラム
加古隆:黄昏のワルツ
マスネ:タイスの瞑想曲
アイルランド民謡:ロンドンデリー・エア
アイルランド民謡:サリー・ガーデン
ブルッフ:スコットランド幻想曲から第3楽章
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
エルガー:愛のあいさつ
シューマン:バイオリンソナタ第2番
アンコール
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ガーシュイン:ポーギーとベスより〜そんなことはどうでもいいさ
ピアノ:石橋尚子
愛さんは当日体調が優れなかった、とのことでしたが、演奏は実に素晴らしかったです。瑕が無い、とは言えませんでしたが、それを補って余りある豊かさがありました。
シューマンのソナタを聴いてて、「何故ショパンもバイオリンソナタを書いてくれなかったんだ?」と、思っちゃうくらい。彼はチェロソナタは書いたのに。ラフマニノフもバイオリンソナタは書かなかったけど、チェロソナタは書いています。ピアノの名手でもあった二人とも、何故か、ト短調で、チェロソナタを書いています。
あと、付録で、愛さんの未だ録音していないソナタを列記。いずれも、演奏会では聴いたものばかり。
モーツァルト:バイオリンソナタホ短調
ベートーヴェン:バイオリンソナタ第8番
シューマン:バイオリンソナタ第2番
ブラームス:バイオリンソナタ第3番
サン・サーンス:バイオリンソナタ第1番
3枚目はソナタ集がいいなぁ。
|